夜桜能

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昨日に引き続き、靖国夜桜能のことを少しー。

霧雨の降る中、カッパを着ながらの夜桜能ではありましたが
声の響きと研ぎ澄まされたような表現のカタチを感じながら
何処か芯の通るような粛々とした意識状態になるなぁと思いました。

鑑賞の前に立ち寄った『遊就館』での悲しみはまだ続いてましたが
そこで日本という国に生きる自分を新たに意識させられたことが
鑑賞する姿勢に影響してたんだと思われます。

この日は終始、必要なものを受け取りながら過ごした1日でした。


繋ぐもの


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前日の辻井さんのコンサートに引き続き
靖国神社境内で行われた夜桜能の鑑賞会でしたが
その前に同じ敷地内にある『遊就館』(軍事博物館)に立ち寄りました。

最近ずっと感じてたものが
ここに来て底から強くこみ上げました。
何かにふれた時の感情の波が大きく
しばらく不安定な時を過ごしていたので
どうやら喉元で留めていた感情を放出したことで
呼吸が楽になりました。

過去の自ら意思を持って選んだことが
今の自分に答えやヒントをもたらしてくれるのは
とてもありがたいです。



山海塾初体験♪

先月の31日に山海塾の公演を観に行って来ました。
興味があるのに今まで一度も観に行かずじまいだった山海塾ー。
白塗りの顔と独特の動きがちよっと怖い?!
以前はそんなイメージを持っていました。

という事でワクワクしながら、いざ山海塾ー。

始まってみると
自分が持っていた外見的なところから来る
以前のイメージはもうすでになく
舞踏家の身体性とその場の空気感に
意識が集中ー。

特に舞踏終了後、客席への挨拶の時の
ゆっくりとした身体や手の動きが印象的で綺麗で
何度も観たい気持ちになりました。

公演終了後の対談コーナーでは
天児牛大さんのお話を聞きながら
身体を使って自己表現をする人の精神性は
呼吸や身体の動きに意識的になればなるほど
心の在り方とつながっていくのだと
改めて感じました。

「山海塾」は動きのある朗読に参加するようになってから
たびたび浮上して気になっていましたが
今回MIEKOが声を掛けてくれなかったら
行くことはなかったかも。
(ありがとう♡)




「生産体操」

前日のブログと前後しましたが
知人の誘いで宮澤賢治作の「飢餓陣営」という
コミックオペレットを観て来ました。

廃墟の野営地で
飢に苦しむ兵卒たちが意を決し出かけ先から
満腹酔っ払いで帰って来た大将をだまして
勲章(お菓子)や肩飾りのエポレット(バナナ)を
食べちゃうお話です。
(ここのやり取りは可笑しくて笑いました。)

騙されて次々に勲章を食べられ嘆き悲しんだ大将も
兵卒たちの決意の程を知り
「勲章などは瓦礫に等しいじゃ」と気づき
責任を取って自決しようとしてる上官を思いとどまらせ
みんなに「生産体操」なるものを伝授する・・

その体操によって果物が生産されるのですが
果物を琥珀の輝きと表現してた気がするのだけど
生産するという創造力が
本当の豊かさを生み出す原動力になるという事を
賢治は伝えたかったのかなと感じます。
もともと「生産体操」と言うのが最初の原題だったそうです。

(それは面白い体操です。
この劇団の演出なのかも?!見てても息が切れそうな・・。)

それにしても
賢治が持っていた世界観の表現方法も
特に童話や演劇に於いては独特だなぁと
作品に触れるたびに思います。

ところでバナナで出来た肩飾りのエポレットが
よほど印象に残ったのでしょうか。
この帰りに前日ブログの記事で登場した
カルタババナナに出会いました。