視点の変化

実は2年ほど前から
気になってることがありました。

外出すると決まって足の悪い人を見かける事が多く
特に車イスに乗った人をよく見かけるような
気がしていました。

見かける度に、正直イヤな気持ちになりました。
しかもそう思ってる自分を否定してる事に気づいているのに
イヤな気持ちはぬぐえませんでした。
その頃から何故か、今のままの生活を続けて行けば
自分もきっとそうなってしまうような気がして恐かったんです。

自分の目の前の事象はすべて自分の反映である。
とするならば、これだけ足の悪い人に遭遇するなんて
私もこのままだと車イスの人になってしまうのでは・・。
という恐れを感じ、
一方で車イスの人に対してそんな事を思うなんて・・
という罪悪感を感じてました。
そしてますますイヤな気持ちになっていたんです。

近ごろは車イスの人に遭遇する機会も少し減っていましたが、
ずっと気にはなっていたのです。
今日(昨日)の朝、駅のホームで車イスのおじいさんを見かけました。
その時、瞬間に気づいたんです。
それはフッと頭に浮かんできてすぐに消えましたが
「あっ、私は動いていなかったんだ。今まで動こうとしてなかったんだ。」
ただそれだけでしたが、静かに広がって行くようなうれしさを感じました。
そして車イスという自分の足で動けない形を
私のこれまでの反映として見せてくれてたんだと感じました。

その車イスのおじいさんの後ろ姿は
やはり晩年車イスで生活をしてた父の後ろ姿に
少し似ているようで、何だか懐かしさで
胸がキュっと締め付けられました。
「お父さん、歩けなくてもどかしかっただろうなぁ・・。」


電車を待つ間、私はそのおじいさんが車イスから立ち上がって
歩く姿を想像しました。おじいさんは歩いてました。
(想像出来て)よかった。

今日は視点が変化してるという事を感じられたのが
喜びのひとつでした。



















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