「生産体操」

前日のブログと前後しましたが
知人の誘いで宮澤賢治作の「飢餓陣営」という
コミックオペレットを観て来ました。

廃墟の野営地で
飢に苦しむ兵卒たちが意を決し出かけ先から
満腹酔っ払いで帰って来た大将をだまして
勲章(お菓子)や肩飾りのエポレット(バナナ)を
食べちゃうお話です。
(ここのやり取りは可笑しくて笑いました。)

騙されて次々に勲章を食べられ嘆き悲しんだ大将も
兵卒たちの決意の程を知り
「勲章などは瓦礫に等しいじゃ」と気づき
責任を取って自決しようとしてる上官を思いとどまらせ
みんなに「生産体操」なるものを伝授する・・

その体操によって果物が生産されるのですが
果物を琥珀の輝きと表現してた気がするのだけど
生産するという創造力が
本当の豊かさを生み出す原動力になるという事を
賢治は伝えたかったのかなと感じます。
もともと「生産体操」と言うのが最初の原題だったそうです。

(それは面白い体操です。
この劇団の演出なのかも?!見てても息が切れそうな・・。)

それにしても
賢治が持っていた世界観の表現方法も
特に童話や演劇に於いては独特だなぁと
作品に触れるたびに思います。

ところでバナナで出来た肩飾りのエポレットが
よほど印象に残ったのでしょうか。
この帰りに前日ブログの記事で登場した
カルタババナナに出会いました。




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